■今回は若干ゲスい話です
ここで言っているフォロワーのお値段というのは、ちょっと怪しげなフォロワーの一括購入サービスとかの話とは違って、純粋に広告などを出すことで企業アカウントなどがフォローしてもらう際に必要な一人あたりの金額です。
ってわけで、フォロワー1名を獲得するためのお値段ですが、どうやら1人のフォロワー獲得に200〜300円らしいです!
ん?意外に高い!ソースはこちら。
SNS広告では、業種によって異なりますが1人のフォロワーを獲得するために200〜300円が必要だと言われています。 (Web Designing 2016年 8月号 より引用)
■実際にやってみた!
なんでもやってみないとわからないというか、とりあえず試したくなる性格なので、経験を買う意味でおこずかい程度の金額でやってみました。
選んだのはYahoo!プロモーション広告。ここでTwitterに広告を出すことができます。別に企業とかでなく個人でもTwitterアカウントがあれば誰でも広告だせたはずです。(実は実際にやったのは結構前の話なので、細かいことは忘れましたがちょっと試すだけなら数千円からでもできた記憶です)
Twitterの広告は画面にバナー広告を出すとかではなく、自分のアカウントで宣伝用に作ったツイートをプロモーションツイートとして狙った人のタイムラインに表示させるって感じになります。よくTwitterやってるとタイムラインに企業のプロモーションツイートが表示されると思うのですが、あれです。あのウザく感じるやつです。
このTwitter広告、面白いのが結構細かく「どんな人のタイムラインにツイートを表示させるか」という設定ができることです。住んでいる地域を限定したり性別を指定したりはもちろん、特定の漫画のタイトルをつぶやいた人のタイムラインに表示させるとか、◯◯先生のフォロワーさんに表示させるとか、かなり細かいことができます。
よしる先生には「漫画に興味を持ってる人のところに(ツイートが)出ればいいね」ぐらいで言われていたのですが、実際に変女botでやるときは若干指示を逸脱気味に「◯◯先生(某有名漫画家)のフォロワーさんなら、きっと作品の系統的にも興味持ってくれるはず」とかゲスいことを考えながら、ピンポイントで某有名漫画家さんを狙ってポチポチ設定していました。これは最初は楽しかったのですが、なぜか徐々に背徳感が積もっていきます!なんだかすごくいけないことをしている気分になってきますよ!
■結果は・・・・
少ない金額でやってみたので人数的にはちょっとですが、確かにフォロワーさんが増えました。しかもちゃんと◯◯先生(某有名漫画家)のフォロワーさんのところに広告が出たようで、◯◯先生(某有名漫画家)のファンの人が変女botをフォローしてくれています。うん。これやっぱエグイ。
◯◯先生(某有名漫画家)ごめんなさい。お金の力で先生のフォロワーさんに色目を使ってしまいました…。と謝りたくなる気分になるのが微妙ですね。(別にそこまで悪いことをしたわけではないのですが)
あ、ちなみに金額換算するとプロモーションに使ったツイートにもよりますが1人のフォロワー獲得に100〜200円ぐらいだった気がします。(色々とアレな気分になってちゃんと計算していない)今回使ったのはおこずかい程度ですが、漫画とかのエンタメ系のアカウントの場合、多少フォローされやすいとかあるのかもしれませんが、それでも正直割に合わない気がしました。
■引用に使った雑誌の紹介
冒頭で金額の根拠として引用した「Web Designing 2016年 8月号」はSNS特集だったので購入したのですが、マーケティング入門的な感じでちょうどよい本でした。実際にWeb Designing編集部の人がSNSのアカウントを立ち上げて、サイトへのアクセスを増やすためのSNSマーケティング活動を面白おかしく日記形式で掲載されています。漫画家さんとかにもきっと色々と参考になるところがあるはず!
ちなみにこの雑誌、初めて買ったのですが個人的にも普通に勉強になりました。ただ、月刊だったのが最近になって隔月発行になったらしくて、、、どこも雑誌は大変ですね。。。